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FRP成形方法インテリア編(4)

脱型(だっけい)FRPの成形後の型抜き

■制作手順(解説):NO.1 / NO.2NO.3NO.4NO.5

グリーンタイムトリミング(ウェットトリミング)

[グリーンタイムトリミング(ウェットトリミング)] 硬化が始まったら、柔らかい間にカッターではみ出したガラスマットをカットします。これをグリーンタイムトリミングと言い一般的にはウェットトリミングと言っているそうです。このあとは、完全に硬化するまで待ちます。気温(温度)25度で約1時間半を目安に、指先で叩いて見て、コツコツ音が鳴って、表面がカラカラカチカチに硬化していたら、脱型します。

脱型方法は、ワンオフの型なので硬化したら型をばら(壊)します。

仮止めしていた各接合部を端からゆっくり剥がします。

PVA水洗い

◀型を剥がした状態
PVAのビニール膜が残っていますが、全く問題なしです。PVAは水で綺麗に洗い流せます。▶

塗装下地処理

続けて、塗装仕上げの為に表面を目荒しします。600~800番程度の耐水ペーパーで水研ぎして、洗い流します。石目調の塗装にするので、サンディングマークは気にしません。

FRP素地用プライマーを吹き付けています。

↓次は仕上げの塗装です。

仕上げ塗装

石目調のラッカーで数回に分けて厚めに塗装します。

クリアーを吹き付ければ、塗装は終了です。石目調のつぶつぶ状の仕上げなので、磨く必要も無く塗装が乾燥すれば完成です。

FRP成形品完成

こんな感じですが、写真ではなかなかつぶつぶ感が伝えにくいですね(^_^;) 安いスプレーだったのでしょうがないかな?

◆次は最終章[壁のくり抜きとFRP BOXの取り付け(完成)]となります。

■制作手順(解説):NO.1 / NO.2NO.3NO.4NO.5

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