スポンサーリンク

FRP作業時の洗浄・廃棄方法(2)

2023.03.17

FRP作業時の洗浄と廃棄方法(2)

防水DIY:ポリエステル樹脂・TOPコート・ゲルコート・ガラス基材・プライマー等の洗浄と廃棄方法2⃣

樹脂が硬化したら剥がします。

そのままになっている容器が、翌日になるとカラカラに樹脂が硬化します。硬化し難い場所は、容器の底の部分ですが剥がす前に触ってみてカチカチに固まっておればOK!です。

一部にカッターや皮スキで切れ目を入れれば、後は剥がしとるだけです。
気持ち良い位綺麗に取る事が出来ます。

手で簡単に剥がす事が出来ます。底の部分で取りにくい場所は、カッターや皮スキでかき起こして剥がしてください。パラパラになって状態で袋に入れて粉砕すれば、極少量になります。

このようにアセトンを使わず容器を綺麗に再製できます。

廃棄処分

剥がして粉砕した樹脂と、先に廃棄した樹脂はこの位の量であれば、可燃でも不燃でもどちらでも一般ゴミで出せます。その他、ポリエステル樹脂も、ガラスマット類も少量でなければ、事業ゴミ扱いにはなりませんので一般ゴミとして出す事が出来ます。但し、念のため(役所の環境課にもお問合せ下さい。「塗料の塗膜が剥がれた欠片がレジ袋に少量」として伝えれば問題ないと思いますが、地域により異なるケースもあるかも知れません)
私の居住地域では、個人DIYで少量の場合のみ一般ゴミとして廃棄可能と確認済みです。

・使用済みのアセトンは、数日間冷暗所にて密封保管すれば、樹脂が沈殿しますので、上澄で次回の洗浄時に汚れの酷い物の一回目の洗浄なら十分再利用できます。勿体無いですから次回の作業の事も考えて上手に利用して下さい。
毎回作業最終時に道具を再製させるには、やはり純アセトンが一番です。

・使用済みアセトンの廃棄
どこにも垂れ流さないで下さい。
火気の内場所、日陰の場所で使用済みアセトンが入っている容器が倒れないように固定して布で多い被せ数日放置すると揮発でなくなります。少量であればボロ切れに含ませれば直に乾燥してなくなります。

・沈殿して残った樹脂はそのまま放置すれば硬化します。
硬化したら、容器から出してもう一度2,3日放置すればベタツキも和らぎ硬くなりますので、カチカチになったら大きさに応じてハンマーなどで粉砕して、一般ゴミとして出す事が出来ます。いつまでもゲル状のままの場合は、次の廃材と混ぜて固めるか勿体ないですが樹脂が余っていれば樹脂を使って硬化剤を入れ一緒に固めるか、ぼろ切れやごみの新聞紙などを混ぜて乾燥させる方法もあります。要するに塗料が固まっていない液体のやゲルの状態のままで捨てずに硬化あるいは乾燥させることです。
但し、念のため(役所の環境課にポリアステル樹脂の小量硬化物廃棄についてお問合せ下さい。地域により異なるケースもあるかも知れません)
(役所の環境課にもお問合せ下さい。地域により異なるケースもあるかも知れません)
私の居住地域では、個人で少量の場合のみ一般ゴミとして廃棄可能と確認済みです。


作業のはじめに戻る

コメント

タイトルとURLをコピーしました