


FRPインテリア収納BOX(2) ①WAX処理 ②PVA離型処理
FRPや今流行りのレジンキャスティングで型を使って成形する場合、型に樹脂が接着してしまうことなく、傷つけず、スムーズに固まった製品が型から外せる様に予め型の表面に樹脂が接触しない様にコーティングする必要があります。これをしっかり行わない限り型取りは出来ません。それを離型(リケイ)処理と言います。今回はFRP(ガラス繊維に樹脂を含ませ固める)製法なので、FRP用の離型剤を使用しています。
■制作手順(解説):NO.1 / NO.2/ NO.3/ NO.4/ NO.5
FRP離形処理:ボンリースWAX&PVA(ポリビニールアルコール)

さていよいよFRPの準備に入ります。FRP成形の積層を始める前に樹脂が型に接着しない様にしっかりと離型処理を行います!
離型専用のWAXは、ボンリースを使っています。塗り込み拭き取りが非常に楽です。塗り込み>乾燥>拭き取り(磨き)を数回繰り返します。今回の離型処理は塗装の塗膜が薄いのでPVAを併用します。

今回使用した離型waxは、右の日本メーカーNo.1のボンリースWAXです。

FRP離形処理:作業手順
①WAX離型処理

型の表面になる塗膜がラッカースプレー塗装の薄くて弱い塗膜になっているので、WAXだけでは塗膜がこの後のポリエステル樹脂(スチレン)溶剤で型表面の塗装塗膜がふやけてしまう事を予想したので、WAXの離形処理後に塗って乾燥すると表面に物理的に薄い膜を形成するポリビニールアルコールを上塗りしてWの離形処理としました。そのためPVAがWAXにはじかない様にPVA併用可能な日本製の安いボンリースWAXを使用することにしました。

離型WAXの塗り方は、WAXがが表面に浸透するようにイメージしながら全面均等に型の表面になじませていきます。全面塗り終わったらWAXが白く固まらないうちにWAXを軽く拭き取ります。同じ作業を繰り返し4~5回行って、最後にWAX溜まりがない様に表面の艶を残しながらWAXの塗りムラがない様に全面光らせます。
②PVA離型処理

WAXで均等につやを出したら、PVAの上塗りコーティングを行います。

←WAXを拭き取り磨き上げたら、PVAポリビニールアルコールを水かエチルアルコールで5%希釈して刷毛で素早く均等に1回だけ塗ります。2度塗りはできません。一度目の塗膜がっ直ぐに乾燥し始めるので連続作業で2度目を塗ると一層目のPVAが上塗りで溶けて破れます。お化粧品のファンデーション用のパフやエアブラシでの一発塗装がおすすめ!

離型WAXとPVAポリビニールアルコール併用の離型処理が終了です。PVAを塗らなくて塗するにはコツと慣れが必要です。画像の様にむらなく塗り上げるには、私の場合、PVAポリビニールアルコールを水かエチルアルコールで5%希釈して気温の低い環境23度以下15度以上を目安にして塗装しています。気温が低いほど乾燥時間を数時間単位で長く待ちます。乾燥具合を確認するために別のテスト板に同時に同じ塗り方をして乾燥具合の接触確認をしています。
◆次はガラスマットを樹脂で型に塗りこんで製品の成形を行います。[メインの作業]となります。

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